はじめに
前回【事業承継の道を探る編】は、本格的に転職活動を再開する中で、事業承継の道も探るべく、各公的機関へ相談し、日本政策金融公庫の「継ぐスタ」というサービスに申請した結果等、記載しました。
今回は、これまでの転職活動を踏まえ、自身の考え・希望等が定まりましたので、ヘッドハンター・これまでにスカウトを頂いた企業等、各方面にアプローチを開始する様子等、発信します。
これまでの転職活動を踏まえ、自身の考え・希望等が定まる
前回記載の事業承継への申し込みが終わり、ビズリーチ・キャリアカーバーで新たなスカウトを頂きつつ、一旦は様子見にしていたこれまでに興味を持った企業やヘッドハンターへ、面談の依頼をすることにします。
面談の申し入れに際して、以下の通り、自身の考え・希望等を伝えました。
・転職を引き続き検討している。
・今年初め、実際に1社選考に進む旨連絡し書類選考を受けたものの、「経験した業界が違いすぎる」等の理由で見送りとなった。
このような経験等を踏まえると、年齢的なこともあり、新しい業界に未経験者と入るのは得策ではないとの結論に至り、現在の業務から派生して、経験を活かし、商社業・仲介業を極めながら、最終的に幅広く社会貢献できる業務をしたいと考えている(少子高齢化問題・地球環境問題・地方創生 等)。
・将来的には経営者を目指しているので、より経営者に近いところで、マネージャー補佐 ⇒ マネージャー ⇒ 経営補佐 ⇒ 経営者といったステップを踏み経営的視点を学びたいと考えている。
・選考を受けた会社の業務にも少し関連しますが、小規模で経営されている機械販売を中心とする商社(個人商店のような会社)でも、優良な商圏を持ちながら後継者不足等に悩んでいる会社があると思うので、そのような商圏を活かし、更に私の人脈等も活かしつつ発展できれば良いという思いもあり、現在事業承継系の会社にも、相談をしている(1~2年で業務を引き継いだ後承継を希望)。
・以前、「機械メーカーの副社長(営業トップ)が自身の後継者を育てたい」という案件の紹介があったが、商社(できれば機械商社)でこのような案件があれば優先的に話を聞きたい。
機械メーカーは扱う製品が限定されるため、メーカーに限定されず幅広く製品を扱える商社を希望。
・目指していた記録(初マラソンサブ4)に挑戦し、先日無事達成したので、上記のような考えを理解頂き、現在の年収程度でポジションを頂ける可能性が有れば、会社の規模等には全くこだわらず、面談の機会を頂きたい。
その他、
・職務経歴書を最新版にアップデート。
・コロナ過での時間を有効活用し、TOEIC 850点・簿記2級・手相リーディングマスターといった資格を取得し、週末に副業を始めたことも記載。
上記の通り、商社に絞って勝負をかけることにします。
〇幅広く社会貢献
〇経営的視点を学べる
〇将来的な事業承継
〇現職と同程度の年収
といったかなりニッチな考え・希望になりますが、考えに考え抜いた結論ですので、条件に合う会社が無ければ、無理に転職しなくても良いという攻めのスタンスでいきました。
アプローチした企業・ヘッドハンター
前項の通りスタンスが定まりましたので、スカウトを頂いた際に興味を持っていた企業や、以前やり取りをした際に印象が良かったヘッドハンターへ、上記を伝えつつアプローチをかけ、絞り込みを行いました。
ビズリーチ関係(ヘッドハンターとのやり取り)
〇自動車産業を中心に製品設計・解析を行う3D CAD/CAEエンジニアリングサービスを展開する企業での3Dプリンタの提案営業のプラチナスカウトを頂いたヘッドハンター
⇒ 現在の状況、承知した。大手組織の中の一員として働くというより、次期経営者になることも視野にある程度中小規模の(機械)商社で働く方が希望に近いと理解した。
希望条件だけを絞って探したところ、細かな条件は別として、いくつか求人が出てきたので、現在の経験等の確認も含め、一度電話にて簡単に打合せをしたい。
考えを理解頂き、個別に案件を紹介頂いたのですが、紹介頂いた案件は、
①大手精密機器メーカーでのIT・DXサービス事業における、グローバルカスタマーサクセス立上げ責任者候補
②大手電機商社のグループ企業でのHDDストレージ部品のカスタマーテクニカルサポート
といった希望するものではなかったので、辞退しました。
〇国内外に向けて事業展開を続けているプラントエンジニアリング会社の営業部門において、将来的に部門を担う責任者候補の海外営業職のプラチナスカウトを頂いたヘッドハンター
⇒ 現在の状況について拝読した。幅広く製品を扱える商社(できれば経験を活かせる機械商社)にて
より経営に近いポジションを探しているとのこと、承知した。
現在、私の手持ちの案件で該当するものがなく、弊社内でご紹介可能な案件がないか探している。
明日中に結果を報告できるかと思うので、しばらくお待ち下さい。
ただ、案件は流動的で、タイミングによっては紹介が叶わない場合もあることを留意下さい。
翌日以下の通り追加で返信がありました。
⇒ 現在、希望に沿うものがなく紹介が難しい状況。今後、新たに関心を持っていただけそうな案件が
生じた際には連絡する。
〇欧州系ボイラー等のプラント機器設備メーカーでの商務・コマーシャルマネージャーのプラチナスカウトを頂いたヘッドハンター
⇒ 弊社は、商社の案件が限定的でどちらかというとメーカー案件が中心。ただ、将来的な案件紹介の可能性を拡げるためにという主旨に賛同頂けるようでしたら、製造業領域の担当者との面談を設定させて頂きますが、いかがか?
以前と状況が変わっており、担当する業界クライアントが変わっているので、製造業領域担当のコンサルタントを繋ぐ形となる。
商社に絞って転職活動をしますので、辞退しました。
ビズリーチ関係(企業採用担当者とのやり取り)
〇プラチナスカウトを頂いた製造業の受発注プラットフォーム運営企業。
こちらの会社の製造業の受発注プラットフォームは非常に面白い仕組みでしたので、以下の通り面談を希望する旨メールを送りました。
・貴社の事業を改めて確認し、とても興味を持ち、共感できた。
・現業を通じて、素晴らしい技術を持った中小企業が沢山あることを認識しているが、営業力不足等により技術を売り込めず、大企業に食い込めていない現状があり、こういった技術を貴社のプラットフォームに乗せることでマッチングが進めば日本の産業に大きなインパクトを与えることができ、現業では味わえないようなやりがいや使命感のある仕事ができるのではないかと考えた。
・日本の中小企業も含めた製造業の力を結集し技術や生産ラインを融通すること等できれば、まだまだ世界と戦えると思っているので、そのような社会的意義が非常に大きい事業を進める一員として働いてみたい。
・これまで現業で培ってきた、中小企業と大企業を繋ぐ力を更に高いレベルにしつつ、社会貢献にも繋がる貴社事業のお話を是非伺いたいと考えた。
また、貴社取引先の○○社とは毎日のように商談の連絡を取り合う等懇意にしているが、このようなメーカーとどういった形でお仕事ができるのか興味がある。
・上記のような考えをご理解頂き、現在の年収程度でポジションを頂ける可能性があれば、カジュアルな面談の機会を頂きたい。
⇒ 9ヶ月前にプラチナスカウトを頂いていたものの、残念ながら返信はありませんでした。
ちなみに、上場企業ではないので決算が見れないのですが、2年前の官報決算データベースでは、純利益:▲46億、利益剰余金:▲80億と赤字幅が増えておりました。
かなりの投資が必要となる事業につき赤字が増えたと思われますが、今後モノづくりのAI化が更に進めば一気に伸びる企業だと思いますので、現職のような従来の機器・設備のトレーディングを行う商社は、調達がこういったAIに置き換えられる可能性があるという危機感を持たなければいけないと思います。
〇プラチナスカウトを頂いたモノづくりのプラットフォームを運営するベンチャー企業での営業
こちらの会社の中堅・中小企業の技術力と大手企業が求める技術のマッチングを行うプラットフォームが非常に面白い仕組みでしたので、以下の通り面談を希望する旨メールを送りました。
・現業を通じて、素晴らしい技術を持った中小企業が沢山あることを認識しておりますが、営業力不足等により技術を売り込めず、大企業に食い込めていない現状があり、こういった技術を貴社のプラットフォームに乗せることでマッチングが進めば、日本の産業に大きなインパクトを与えることができ、現業では味わえないようなやりがいや使命感のある仕事ができるのではないかと考えた。
・日本の中小企業も含めた製造業の力を結集し、技術や生産ラインを融通すること等できれば、まだまだ世界と戦えると思っているので、そのような社会的意義が非常に大きい事業を進める一員として働いてみたいと思った。
・社長がインタビューで語っていた”レバレッジ”を私自身も意識しており、自分の存在が人生やビジネスにおいてどこまでレバレッジをかけていけるのか挑戦したい気持ちがあり、社長にご指導を仰ぎつつ、貴社での業務を通じ、自身の成長を加速させたいという思いに至った。
⇒ 約2年前にプラチナスカウトを頂いた企業につき、状況が変わっているとは思っていましたが、同社の採用担当より、以下の通り返信がありました。
・連絡頂きました内容を元に、社内にて改めて慎重に審議した結果、現在の弊社の状況では、適切なポジションを提供することが難しいと判断した。
適切なポジションが提供できる状況が整いましたら、また別途改めて弊社から連絡させて頂くこともあるかと存じますので、その際に、また検討頂けますと幸いです。
・弊社からお声がけさせて頂きながら、大変申し訳ございません。この度は良いご縁となれず大変恐縮でございますが、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。末筆になりましたが、今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
残念ながら、お祈り頂く結果となりました。
ちなみに、同社の昨年度の決算を見ますと、減収減益で2億円の赤字となっておりました。
非常に面白い事業ですが、競合が増えてきて、失注が結構あるようです。
「日本の産業構造を変えたい」・「技術マッチングで日本のものづくりを変える」という発想は非常に共感できるので、いつか共同で仕事をしてみたい会社です。
〇営業職でのプラチナスカウトを頂いた技術専門商社(電子基板製造)
⇒ 弊社に興味を持って頂き、選考希望でしたら、写真付きの履歴書を送付下さい。
電子基板販売にあまり興味を持てなかった部分があり、最終的に応募しませんでした。
転職活動を行う中で転職の軸を決める大切さを発信している方の声
転職活動を行う中で転職の軸を決める大切さを発信している方の声を紹介します。
転職を3回経験して分かったことは、「1番重要なのは“転職の軸”」、「年収は転職で増やせる」、「エージェントは大手2,3社と特化型2,3社」、「求人は応募のタイミング命」、「面接は準備で決まる」、「内定したら、現場社員と会え!」、「入社前は必ずブルーになる」、「やっぱり転職が1番!!」
— みなみ|転職で年収アップ (@minami_tensyoku) May 19, 2023
私の場合も、他の商社で自身の希望する条件に合う会社を探すという軸を決めた後、そのようなオファーが舞い込みました。
【ブラックを避ける転職術】
— 鈴木利弘◇熱血🔥キャリアコーチ (@tossy_nekketsu) March 1, 2020
景気後退でもブラックに
入社しない方法
・キャリアの軸を明確にする
→軸に合致したら入社する
・スキルを棚卸しして整理する
→選考での評価を最大化する
・応募企業を見極める
→知人紹介や紹介会社を活用する
・次が決まるまで退職しない
→変な焦りを生まない
記載の通り、自身の軸に合致しなければ無理に入社しないというスタンスであれば、ミスマッチを最大限に減らせると思います。
就活や転職では、条件に目が入ってしまう事も多いですが、
— 飯澤祥平|人材採用の総合演出家 (@shoon__0) October 14, 2022
落ち着いて自分の軸にあった会社を見つけましょう。
まずは自分の軸を定めるところから✨
人生全体から、今どう生きるのか。
方向性が決まると、就活・転職の8割は終わりです。
自分の軸が直ぐに決まれば良いですが、私のように時間がかかる場合もあると思います。それでも歩みを止めずに行動し続ければ、自ずと定まってくると経験から感じております。
さいごに
今回は、これまでの転職活動を踏まえ、自身の考え・希望等が定まりましたので、ヘッドハンター・これまスカウトを頂いた企業等、各方面にアプローチを開始する様子等、記載しました。
ヘッドハンターからコメント頂いた通り、中々すぐにマッチした案件は出て来ないことを認識します。
ご縁の無い企業とは面接にも進めないということは、以前選考に進んだ日本M&Aセンターの経験がありましたので、あまり焦りはありませんでした。ご縁のある会社を求めて、歩みを進めます。
次回【転職に繋がるオファーを頂く編】は、ついに転職先となる企業を紹介頂いたヘッドハンターと出会います。オファーからダイレクトソーシングで先方社長との面談に進む前のやり取り等、発信します。
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