【検証】A2判定の療育手帳で公共交通機関やUSJのスタジオパスはどれくらい安くなるの?実際の旅行での減免額を公開します!

療育手帳を有効に使う

はじめに

前回の水道料金の減免に引き続き、実際に療育手帳の減免制度を使用して良かった場面を紹介しております。

今回は、2024/9/13(金)~15()の2泊3日で、人生初のUSJへ家族旅行した際、前後の移動~パーク入場~パーク内で療育手帳を使用した際の様子を発信します。

USJまでの移動時~USJ到着後

1.市営バスの割引

愛の手帳(療育手帳)A2 使用によるJR・バス・地下鉄等の運賃の割引制度
愛の手帳(療育手帳)使用によるJR・バス・地下鉄等の運賃の割引

駅までの移動に市営バスを利用。
療育手帳の提示で、次男及び妻(介護者)が5割引に。

次男(小児):110円 ⇒ 60円(四捨五入)
妻(大人) :220円 ⇒ 110円

2.新幹線の割引(新横浜 ⇒ 新大阪)

新横浜 ⇒ 新大阪まで、「のぞみ 指定席」を利用。
療育手帳の提示で、次男及び妻(介護者)の乗車券5割引に。※特急券は割引にならないので注意!

次男(子ども料金、のぞみ指定席):7,290円 ⇒ 5,140円(乗車券が4,290円 ⇒ 2,140円 ※5円の端数切捨て)
妻(のぞみ指定席):14,590円 ⇒ 10,300円(乗車券が8,580円 ⇒ 4,290円)

尚、私はエクスプレス予約を利用していますが、EX予約では障がい者割引適用の予約ができませんので、療育手帳を持参の上、窓口で購入の必要が有ります。

3.USJスタジオパスの割引

恐らく9/14()のUSJ開園時は激混みで、チケット引き換えも長蛇の列になると予想しましたので、私は前日にUSJのチケット引換に向かいました。
家族はホテルへチェックイン。今回は、オリエンタルホテル ユニバーサル・シティへ2泊しました。

事前にWEBチケットストアで障がい者向け割引スタジオ・パスを購入していたのでパーク内の引換場所へ。
本パスは、同伴者も1名に限り購入可能です。※療育手帳原本の提示が必要です。

9/14()分 1日券 スタジオ・パス
次男:6,400円 ⇒ 3,200円
妻(同伴者):10,400円 ⇒ 4,700円

9/15()分 1日券 スタジオ・パス
次男:6,800円 ⇒ 3,200円
妻(同伴者):10,900円 ⇒ 4,700円

USJ 障がい者向け割引スタジオ・パス(2024年9月15日 1日券)
2024年9月 USJ 障がい者向け割引スタジオ・パス

USJの1デイ・スタジオ・パスのチケット料金は、繁忙期に割増しになる変動制ですが、障がい者向け割引スタジオ・パスには変動制の適用が無かったようです。

私と長男分は2デイ・スタジオ・パスを購入しましたが、障がい者向け割引スタジオ・パスは1日券のみなので、2daysの場合は、上記の通り、1日ずつのチケット購入が必要です。

4.ゲストサポート・パス

USJにもディズニーランド・シーと同様に、アトラクションの待ち時間を、並ばずに他の場所で過ごせるゲストサポート・パスがありましたので、ヨッシーアドベンチャーで療育手帳を見せ、手続き。

ヨッシーアドベンチャーでは80分の待ち時間がありましたが、ゲストサポートパス利用中は他のアトラクションには乗れませんので、その間にグッズを見たり、各スポットで写真を撮ったりして過ごしました。

1日目・2日目共に、ゲストサポート・パスを使いつつ、乗りたかった乗り物に効率よく乗ることができました。

5.新幹線の割引(新大阪 ⇒ 新横浜)

帰りの新幹線のチケットについては、「EXのぞみファミリー早特3【普通・G車用】」を使用。
事前に療育手帳を持ってJR東海のJR全線きっぷうりばへ行ったところ、こちらの方が安いとのこと。計算すると確かに以下の通り640円安い結果に。

①通常窓口料金(指定席) ※9/15()は繁忙期設定
大人:14,590円(乗車券:8,580円, 特急料金:6,010円)
子ども:7,290円(乗車券:4,290円, 特急料金:3,000円 ※5円の端数切捨て)
合計:21,880円

②療育手帳利用時の割引(指定席)
 次男・妻(介護者)の乗車券が5割引に。※特急券は割引にならないので注意!
大人:10,300円(乗車券:4,290円, 特急料金:6,010円)
子ども:5,140円(乗車券:2,140円, 特急料金:3,000円 ※5円の端数切捨て)
合計:15,440円

③EXのぞみファミリー早特3【普通・G車用】
大人:12,230円 ×2(妻、私)
子ども:6,110円 ×2(長男・次男)
合計:36,680円

①+②=37,320円~④
③-④=△640円

こちらを書いてる途中で気付いたのですが、今回JR全線きっぷうりばの窓口で購入したので上記の通常料金ですが、③を事前に大人1名、子ども1名分EX予約で購入、②を窓口で購入した場合、
12,230円+6,110円=18,340円~⑤

②+⑤=33,780円~⑥
⑥-④=△2,900円

上記の通り、更に安くなる計算となりました…

窓口は大体いつも並んでいて、職員の方は余裕が無いと思うので仕方ないとは思いますが、このような情報は教えてもらえませんでした。。
やはり自分で調べて、自分の目で確かめるということが改めて大切だと思いました。

6.タクシーの割引

USJから帰宅時、疲れたので駅からタクシーで帰宅。
タクシー利用時、療育手帳を提示するとメーター料金から10%割引になります。

稀に対応していないタクシーもあるようなので、乗車前に確認が必要ですが、法律上は療育手帳を保有していれば減免を受けることができます。

手帳の提示によって障害者本人が乗車していると確認されたにも関わらず、割引がなかった場合、道路運送法違反に該当します。2001年10月26日の国自旅第100号通達にて、「障害者手帳を有している人は割引率が1割」と明確に記されているからです。

稀に障害者割引を理解していないタクシー運転手がいるかもしれませんが、割引に応じない場合は法律違反であることを認識させましょう。もちろん、その場合は車のナンバーを写真で撮影しておくなどの対処が必要です。
障害者グループホームラボ

さいごに

今回は、実際に療育手帳を使用した場面として、
1.市営バスの割引
2.新幹線の割引
3.USJスタジオパスの割引
4.ゲストサポート・パス入手
5.タクシーの割引
について記載しました。

療育手帳は、公共交通機関以外にも、USJといったテーマパークでも使用することができますので、是非お子様と行かれて、楽しい思い出を作って頂ければと思います。

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