市販参考書とWordHolic!を使ってTOEIC®S&Wテスト初受験でライティング170点・スピーキング130点で合計300点を取得しました!
前回36歳専門商社マンが2年半ぶりの受験でもTOEIC800点をキープできた勉強方法とは?追加で購入した参考書は1つだけ!にて記載の通り、TOEIC®Listening & Reading Test(以下:TOEIC L&R)の受験はベストスコア850点(リスニング:450点、リーディング:400点 ※リスニングのベストスコアは460点)をもって一旦終了としましたが、転職した専門商社において、英語を書く・話す機会が格段に増え、そちらの能力が不足していると感じましたため、スピーキング・ライティング能力を測定する、「TOEIC®Speaking & Writing Tests(以下:TOEIC S&W)」というテストがあることが分かり、受験することにしました。
2023年4月23日にTOEICを受験し800点を取得して以降、新規事業立上げに苦戦し、ゴールデンウィークもなく働きやっと落ち着いた7月下旬から勉強を開始し、2024年1月に初受験し、ライティング170点・スピーキング130点を取得しました。
TOEIC L&Rと違いあまり馴染みのないS&Wですが、初受験で合計スコア300点を取得した際に購入した参考書、勉強方法等を紹介します。
TOEIC S&W初受験で合計スコア300点越えを目指すために揃えるべきもの5選
TOEIC L&Rと比べ、格段に出回っている参考書が少なかったです。
❶おすすめの参考書1「これでわかる英文法 中学1~3年」
私が購入した参考書1↓
これでわかる英文法 中学1~3年

スピーキングでは簡単な英語を文法含めて正確に話せるように、ライティングでは簡単な英文を文法含めて正確に書けるように、中学の基礎の英文法からやり直したいと思い、購入しました。
こちらの参考書にした決め手は、中学で習う様々な英文法が図解で分かりやすく纏められていて、各パート毎に練習問題もあり、即効性がありそうだと判断しました。

❷おすすめの参考書2「公式 TOEIC®Speaking & Writing ワークブック」
TOEIC L&R同様、テストを開発しているETSが制作している公式ワークブックがありました。


トライアルテスト・練習問題1,2・実践テストと、TOEIC L&Rの公式問題集のような、本番さながらの問題が豊富且つ解答例・解説が分かりやすく書かれている上に、公式本ならではのTOEIC S&Wの特長・受験のメリット・本番の問題形式・スコアレンジ別評価一覧表等も書かれていますので、TOEIC S&W初受験時必須の本になるかと思います。
❸おすすめの参考書3「TOEIC®テスト スピーキング/ライティング 総合対策 はじめの1冊」

公式ワークブック以外の参考書を調べる中で、更に色々な問題に触れたいと思い購入。どちらかというと初心者~中級者向けかと思います。
発行が2016年5月と少し古いため、同社HPにて以下の通りお知らせがありました。
旺文社HP:TOEIC S&W試験内容改訂について
上記の通り、2019年6月~2022年6月のTOEIC Speaking Testの一部出題形式改訂には対応していないとのことですが、本書の練習問題をこなすことが対策に繋がることには変わらなく、公式ワークブックと併用することで、非常に役立ちました。
❹おすすめの参考書4「頂上制覇 TOEIC®テスト スピーキング/ライティング 究極の技術」

❸が初心者~中級者でしたので、高得点を狙うために、中級者~上級者向けの参考書を…と調べる中で、こちらを見つけました。
スピーキング・ライティング共に、各Unitで120点・150点・180点の目標別レベル別アドバイスがあったり等、より高いスコアを取るためにはどうしたら良いかといったことも書かれており、参考になりました。
但し、こちらも2013年4月発行と古く、上記❸に記載の改訂には対応していないので、最終的には公式ワークブックで実力確認というのが望ましいかと思います。
❺単語帳アプリ「WordHolic!」
TOEIC L&Rで効果がありましたので、TOEIC S&Wでも引き続き、使用することに。
但し、今回は単語ではなく、後述する英作文を作る時に覚えておきたい表現等を記入するようにしました。
市販参考書とWordHolic!を使ってTOEIC®S&Wテスト初受験でライティング170点・スピーキング130点で合計300点を取得した勉強法とは
上記❶~❹の参考書を2023年7月下旬から約5ヶ月半ほど繰り返し勉強し、単語帳をスキマ時間で見ながら英作文に必要な表現を覚え、各参考書の模擬テストを繰り返し行った結果、2024年1月14日、初受験でライティング170点・スピーキング130点を取得しました。

特にライティングは85%の正解率と、初めてにしては良い結果を得られたと思います。
スピーキングが伸び悩んだ原因は明確ですので、本番テスト時の様子と併せ、後述します。
スピーキング対策
スピーキングのQuestions1-11の各パートで私が行った勉強方法を記載します。
Questions1-2 音読問題 対策
IIBCのHPに、「Pronunciation(発音)」と「Intonation and Stress(イントネーションとアクセント)」の採点ポイントが掲載されています。
IIBC HP:採点ポイント
「HIGH」の評価を初受験のnon-nativeが取るのはかなり難しいと思いましたので、私は焦らず詰まらず淀みなく話すことを念頭に置き練習し、失点を最低限することでMEDIUM評価を得ています。
上記の参考書に、音読する時の注意点や、解答例として理想的なイントネーション・アクセント・区切り・強弱といった注意点が記載されいるので、そちらを参考にし、自分の声を録音しつつ改善点を探っていくようにしました。
Questions3-4 写真描写問題 対策
先ずは写真をパッと見て、上記❶の参考書に出て来るような、簡単な表現で文を作って話せるように練習しました。
上記❷~❹の参考書で人や物の位置関係や様子を表す表現例を学べますので、単語帳に落とし込みながら繰り返し練習し、他の写真で応用することで、自分で使える表現として習得していきました。
Questions5-7 応答問題 対策
ビープ音が鳴った後、なるべく間を置かずに解答できるよう、Questions5-6はQuestions3-4と同様に、先ずは簡単な表現で確実に解答する練習をし、「いつ・どこで」等、詳細情報も付け加え、より自然な英文になるように練習しました。
適切に解答するためには、先ず疑問詞・質問の種類を正しく理解する必要があるので、上記の参考書で、解答例を押さえておく必要があります。
Questions7は30秒間話し続ける必要があるので、理由や具体例を掘り下げて解答する必要があります。実体験でなくてもスコアには全く影響しないので、なるべく30秒間掘り下げて話せるネタで解答することを心掛けました。
解答に詰まる場合、とにかく無言が良くないので、「I don’t remember exactly, but maybe ….」(正確に思い出せないですが、おそらく…)等、普段の会話でも使用しそうな表現で時間を稼ぎ、その間に解答を考え、繋げる練習をしました。
Questions8-10 提示された情報に基づく応答問題 対策
資料を素早く読み取る能力や質問を正確に聞き取る能力も求められるので、TOEIC L&Rでの勉強が活きて来ると思います。
ここでは、5W1Hを意識しつつ資料の内容や構成を確認し、解答時どこを見れば良いか把握し、情報を素早く英文化できるように練習をしました。
参考書で使える定型表現を学び、練習問題で使えるようにしました。
Questions11 意見を述べる問題 対策
自分の意見とその理由を60秒話すという最後にして最大の難問です。
準備時間の45秒間で、本当にそう思っているかはここでも一旦置いておき、課題を理解し、英文で説明しやすい意見や理由を考える練習をしました。理由は2つ以上あるとより論理的になります。
上記の参考書で、
〇論理展開を示す表現
〇トラブルや問題点を示す表現
〇提案表現
〇解決策提案のヒントとなる表現
等、様々な解答に活かせる表現を学ぶことができますので、こちらを単語帳に落とし込みながら覚え、練習問題で様々なパターンに慣れるようにしました。
普段から新聞記事・ニュース・周りの人とのコミュニケーション等から知識を増やすしておくと、様々な角度から自然な解答ができるようになると思います。
ライティング対策
次に、ライティングのQuestions1-8の各パートで私が行った勉強方法を記載します。
Questions1-5 写真描写問題 対策
こちらは、スピーキングのQuestions3-4 写真描写問題の対策と同様に、上記❶の参考書に出て来るような、簡単な表現を念頭に置き、提示された2つの語句を使って文を作れるように練習しました。
また、上記❷~❹の参考書で人や物の位置関係や様子を表す表現例に加え、理由・時間を表す接続詞・前置詞が指定されたパターンの練習、適切な動詞を使う練習等も行いました。
小難しい文章にしなくても、予め提示されている2つの語句を含んでいて、時制等文法が合っていれば、ある程度の高得点を狙えるので、しっかり対策して得点源にしましょう。
Questions6-7 Eメール作成問題 対策
普段の仕事で海外の方とメールでやり取りする方はあまりが無いでしょうが、普段そういった習慣の無い方は、宛先のDear ~, To whom may it concernや、始まりのThank you for your e-mail、締めの挨拶のBest regards等、型を予め決めてしまうと良いと思います。
こちらも上記❷~❹の参考書で十分対策ができます。
内容については、こちらから質問をする・情報を提供する・提案をする・問題点を説明する・クレームに対するお詫びをする等様々なパターンが考えられますが、決まった正解は無いと思うので、各パターンで定型文化し、問題に応じて柔軟に使い回せるようにすると良いと思います。
Questions8 意見を記述する問題 対策
制限時間30分で300語以上が目安と言われていますが、冗長で重複している文章では高得点は望めませんので、先ずは200~250字程度で、「自身の意見」→ 「理由・具体例」→「結論・まとめ」のような論理的な文章を書けるように上記❷~❹の参考書で練習しました。
ここでも、自分の本当の意見が求められるわけではありませんので、より300文字を書ける可能性がある意見で記載しました。
また、こちらも、
〇自身の意見を述べる表現(例:I agree(or disagree) with the statement 等)
〇理由・具体例を順序立てて説明する表現(例:First, Second, Third, Finally 等)
〇結論・まとめを述べる際の表現(例:In conclusion 等)
等定型化し、本文の作り込みに最大限を時間を割くことをおススメします。
上記❷~❹の参考書に記載の表現例から、自身が使いやすいものを使うようにしました。
こちらもスピーキングのQuestions11と同様、普段から新聞記事・ニュース・周りの人とのコミュニケーション等から知識を増やすしておくと、解答のスピード・内容共に充実してくると思います。
これはライティング全体に言えますが、スピーキングと違い見直しができますので、時間が許す限り、文法やスペルミス等が無いか、見直すようにしましょう。
また、時間が限られるので、タイピングが苦手な方は練習しておいた方が良いと思います。
最後に、これまでのTOEIC L&Rの受験前と同様に、公式ワークブックの実践テスト2を、本番一週間前の同じ時刻に行うことで、実力を試し、本番を迎えました。
本番当日~テスト時の様子
2024年1月14日、初受験に挑みました。
試験官がいて本人確認等が行われるのはTOEIC L&Rと変わりませんが、受験者は格段に少なく、20~30名位だったような気がします。
席に着くと、スピーキングテスト用のヘッドセットが渡され周りの受験者の声が聞こえながら解答しますので、TOEIC L&Rとは違う雰囲気で、周りに声が大きい方がいれば気になるでしょうし、私も、「自分よりうまい人が多いな」と少々気になりました。
先述しましたスピーキングが伸び悩んだ原因ですが、Questions11で、「学校のクラスで友達を作るのは是か非か」といった問題が出てきました。
ここで、「是なんだけど、良い理由が全然思い浮かばない…」と考えている内にあっという間に45秒が過ぎてしまい、理由を1つか2つ途切れ途切れに話して、60秒過ぎてしまいました。
時間があって落ち着いて考えていれば、
I agree with the statement that making friends at school.(私は学校で友達を作ることに賛成です)
Because it allows us to have fun during break time and to teach each other in our studies.
Moreover, we can stay friends even if after graduation.
(なぜなら、友達を作ることで休み時間を楽しく過ごすことができたり、学習においても教え合ったりすることができるからです。更に、卒業後もずっと友達でいることもできます。)
In fact, my elementary school son made friends in elementary school and he is enjoying his elementary school life with a lot of friends.
(実際、小学生の息子は小学校で友達を作り、たくさんの友達に囲まれて小学校生活を楽しんでいる。)
といった解答ができ、もう少し高いスコアを狙えたと思うので、練習不足と言わざるを得ず、とても悔やまれます。
その後、落ち着きを取り戻し、何とかライティングは170点を取ることができました。
TOEIC S&WのスコアはTOEIC L&Rに換算すると何点か?
今回取得したライティング170点・スピーキング130点は、TOEIC L&Rのスコアに換算すると何点か、IIBCのHPに記載がありました。
IIBC HP:TOEIC S&W → TOEIC L&Rスコア換算
こちらによると、
ライティングスコア 170 → TOEIC L&R平均スコア:920点 TOEIC L&Rスコアレンジ(890~955)
スピーキングスコア 130 → TOEIC L&R平均スコア:710点 TOEIC L&Rスコアレンジ(675~740)
こちらを合算しますと、平均スコア:815点 スコアレンジ:782.5~847.5点と、TOEIC L&Rのスコアと相関関係があると思うので、TOEIC L&Rで高得点を出している人は、S&Wに特化した対策を行えば、こちらも高得点を狙える可能性があると思います。
TOEIC S&Wを初受験された方の声
私と同じように、TOEIC S&Wを初受験された方がどのような結果であったか、調べてみました。
61歳で初受験したTOEIC S&Wの速報が出ました。予想より良かったので素直に嬉しい。直前までボヤボヤしていた私に有益な情報をくださったffのKatsuさんに心から感謝いたします。次はSpeaking 160越えを達成してAward of Excellenceをもらえるように頑張ります! pic.twitter.com/7wUZh93JpC
— ロバくん (@20shin20) September 3, 2024
60歳を超えて初受験されるバイタリティーもさることながら、合計330点と高得点を出されていて、且つPronunciationとIntonation and Stressで「HIGH」を出されていて素晴らしいですね!
一度発音を聞いてみたいですね。
あうぅーーー TOEIC S&Wの結果が出てた😂
— ごん@英語物語の開発者 (@Gong_nyaa) May 4, 2023
対策ゼロの初見だから、仕方ないとはいえ、ぐぬぬ。
スピーキングは130
ライティングは140
が平均点くらいなので、
まあ、だいたい受験者の平均点
満点は、厳しいけど、
年内に、190くらいは、目指したいな。 pic.twitter.com/T2Zh9eyPV2
TOEIC S/Wの初受験結果。
— Nao (@u8eWB6iaBvPrB7n) April 30, 2024
おそらく平均点より少し低い感じなのかな?今回も隣の席から妨害があった中で自分なりには頑張れたと思います。
この調子で継続して勉強していきます。 pic.twitter.com/Yhw1X6k93S
傾向として、スピーキングの方が高得点を取るのが難しいようです。
初受験で悔しい思いをされた方もいるようですが、TOEIC L&Rとは違うS&W独特の雰囲気に慣れた2回目が重要だと思います。
さいごに
今回は、TOEIC S&Wを初受験し、合計スコア300点を取得した際に購入した参考書や勉強方法、初受験時の様子等を紹介しました。
2023年12月に初海外出張の顧客を連れてオーストリア出張へ行きましたが、学習の効果か、難なくアテンドでき、取引先のメーカーともスムーズにやり取りすることができました。
これでTOEIC4技能全て受験し終えましたが、TOEICの受験は、今後何かのきっかけが無い限り、これにて終了します。
TOEIC4技能の自己ベストはそれぞれ以下の通りです。
・Listening: 460点 (2023/4)
・Reading:400点 (2020/9)
・Speaking: 130点 (2024/1)
・Writing: 170点 (2024/1)
もっとハイスコアを目指したいところではありますが、私の英語学習のゴールは、「英語を使い世界のもっと多くの人と仕事をしたり、会話を楽しむ」ですので、これまでの長いTOEIC学習で基礎はできたかなと思いますので、これからは英会話に特化した学習をしたいと思います。
次回、TOEIC850点のホルダーの37歳専門商社マンが英会話アプリを初ダウンロード!AI英会話アプリスピークを使ってみての感想は?で、現在使用しているAI英会話アプリ スピークについて、TOEIC学習を卒業した目線でレビューしたいと思います。
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