35歳専門商社マンがダイレクトソーシングで社長との面談を行う!転職先となる商社の社長との初面談の結果は!?

転職~出戻り体験記

はじめに

前回【転職に繋がるオファーを頂く編】は、転職先となる企業を紹介頂いたヘッドハンターと出会い、オファーからダイレクトソーシングで先方社長との面談に進む前のやり取り等、記載しました。

今回は、2022年1月に転職先となる商社の社長と計2回の面談を行った結果等、発信します。

先方社長との面談実施(1回目)

2022年、年明け早々に、神奈川県内のホテルで先方社長と面談することになりました。
そこでお互いにマッチングするか等、判断するとのことです。

当日の面談イメージは、以下の通りでした。
1.自己紹介、簡単に過去の経歴の紹介
2.面談する商社の紹介
3.フリーディスカッション


迎えた当日、定時後に会場となるホテルへ移動し、面談が始まります。
本当にいきなり社長との面談からスタートでした。

ほとんど雑談といった感じでどこをチェックされていたかよく分かりませんでしたが、ほぼ一方的に話を聞く感じで、ワンマンオーナー社長といった感じは伝わってきましたし、同社で求められるプラスチック関連の知識に関する質問や、「原子力は是か非か?」といった変化球の質問にも上手く答えられませんでした。

事業そのものは私が求めるものに近く、機械事業・エコ事業・飲料事業全て面白そうだと感じたものの、「次は無さそうだな」というのが正直な感想でしたが、最後に社長より、「また次回食事でもしながらゆっくり話しましょう」とのコメントを頂きました。

先方社長との面談後のやり取り

帰宅後、先方社長へ以下のような内容を記載し、面談の御礼メールを送りました。

・考え等を伺う中で、貴社の事業に非常に興味を持たせて頂いた。
・私なりの考えや、もう少し掘り下げて伺ってみたいこと等を纏め、ヘッドハンターの方にも相談の上検討させて頂きたい。

といった旨を記載し送付したところ、先方社長より、

・昨日は○○さんの熱量を感じつつ、お話しをさせて頂き、楽しい時間を過ごさせて頂きました。お礼申し上げます。引き続き宜しくお願いします。

と前向きなコメントを頂きました。

熱量は入社後も社長から幾度となく出てくる言葉です。

ヘッドハンターへ社長面談を行った感想や不安な点・疑問点を伝える

ヘッドハンターへ社長面談を行った感想をメールで伝え、疑問点や不安な点をぶつけ、理解を更に深めました。
主なやり取りを以下の通り記載しますが、ヘッドハンターからの返信は ⇒ の通りです。

・昨日の面談を通じ、先方社長の、「2050年の地球環境問題に向け、当社のエコ事業で何かしら貢献しつつ、どのような世界になっているか見てみたい」という部分については、社業を通じてそういった活動を後押しできれば素晴らしいことだと感じた。
・「ユニークな特徴を持つ当社輸入飲料の国内でのシェア獲得を目指す」といったお話等、非常に興味を持った。
・機械販売によりベースを稼ぎつつ、エコ関連事業・輸入飲料販売等の業務にもチャレンジしたいと思ったものの、まだ具体的にこれをしたいというものがないので、熱量が高い社長に対し、この点思いに欠けると評価されてしまうか不安。

⇒ 逆にしっかりとした目標・考えを持っていれば、その道に向かってもう歩きだしているはず。迷いや、良い意味で選択肢があるからこそ、今回面談してみようと思って頂けたと思うので、そこは先方社長も理解があります。むしろ会社を魅力的に感じて頂けて良かったと思う。

・私としては、ミッションを明確にして頂き、プロジェクトを推し進めるという貢献をしたいと思うが、この点が待ちの姿勢と評価されるか不安。

⇒ 入社後に適正を見極めて頂くということで問題ないかと思う。少なからず数字を生み出してくれれば最低でも組織は回る。その上で、社長の思いやアイディアに共感し、乗っていくことでそれも一つの信頼に繋がる。当社経由で同社へ入社した方が他にもいるが、まさか農業ビジネスに携わるとは、入社を決めた時には思ってもいなかったはず。

・業務上で以下の懸念点がある。
①機械販売については基本的に日本国内総代理店としての輸入販売になるかと思うが、機械の仕様書・図面等での使用言語は?
②現職で輸出入案件は見積段階や受注までの対応しか経験しておらず、デリバリーの部分はほぼ未経験となるが、納入時の対応含めフォロー頂ける社員がいるのか?
③機械の販売形態として、欧州でのFOB渡しで、現地搬入や据付工事は客先所掌で、据付や試運転の際に欧州からSV来訪するので、そちらをフォローする形か?

⇒ 詳細な業務スキームについては正確ではないため、次回面談時等で直接質問下さい。外国人労働者も在籍しているので、翻訳等については社内で確認する手段はあると思います。また、社内でのフォロー体制や、メーカー側からのサポートはあったかと思います。

・高度な技術的な打合せを行う際、同行して頂ける方がいるのか?
⇒ おります。ベテランの機械関連の方や品質関連の方は社内にもおり、ケースにもよるが、顧問同行等もある。

・見積書作成等事務的な業務を依頼できるアシスタントはいるか?
⇒ 正確ではないが、確かいたと思う。

・機械販売時は販売額に応じた手数料をメーカーから貰う or 利幅を自由に決められる仕切り商売か?
⇒ 直接確認下さい。

・現職ではほとんど扱ったことが無い機械の販売となるので、経験不足となる。
⇒ 商品知識、周辺設備の理解等があれば問題ない。当社経由で過去入社した方の中には、当該機器の専門家は一人もいない。

・社員のワークライフバランスはどのような感じか?現職でも毎日定時退社はありえないので、業務に慣れるまである程度は覚悟を持って働くが、次男が障害を抱えている関係もあり、なるべく土日は休みを取り、家族と過ごす時間を持ちたいと思う。
⇒ 会食等により遅くなること、納入の関係で土日に入ってしまうこと、といった一般的なイレギュラーはある。しかし、家族との時間を増やすために入られた方や、3人の子をもつ女性社員の方にも当社経由で入社頂いており、ワークライフバランスに関するクレームは今まで頂いていない。
自己選択自己責任なところもあるので、貪欲な方は遅くまでやっていたりもしますが、慣れればバランスを取ることは可能。

経験談としては、ワークライフバランスとしてはあまり良くなく、展示会・イベント対応や業務の関係で土日・年末年始やGWの出勤は結構ありました。
社長が365日働きたい方で、「仕事が好きで遊び感覚でできていれば、土日は関係なくなる」というスタンスなので、似たような感覚を持ち、土日問わず働くことが好まれる風潮がありました。

・質問が細かくなったが、現職からの再現性をなるべく出すためにも、確認したい部分ですが、「当然○○社の社員は全て1人で対応している」という話であれば、現職ではメーカーに頼っていた部分が多々あり、会社の看板で商売してきたのかなと考えさせられます。
⇒ 0から100まで全て1人で、ということでは無いかと思う。ただ、1つのミッションに対して、責任感をもって臨んで欲しい、自分がラストマンのつもりでやって欲しい、等の思いから社長も、私もそのような表現をしている。

・英語については、話す機会が数年ほぼ無いので、入社前までに英会話教室等で短期集中レッスンを受ける。メールについてはスピードの問題はあるが、ある程度打てるのではないかと思う。

⇒ 会話力については日常会話程度で問題ない。文章作成が出来ればほぼ問題なく入社可能と考える。

この点はその通りで、私より英語が上手い人たくさんいましたが、日常会話・メールでのやり取りができる程度でまずは大丈夫でした。

・社長の知見の深さや機械販売に留まらず様々な方面にチャレンジするというバイタリティーや熱い想いに感銘を受け、現職よりも使命感やワクワクする感じを持ちながら仕事ができそうだ、というイメージは持てましたので、上記の部分にご回答頂きました後、問題ないようでしたら次回も面談させて頂きたい。
しかし、今回の連絡により、「総じて力量や熱量が不足」と捉えられるようでしたら、今回は諦めることとし、他のオファーの話を伺ったり、取得した資格を活かし更に発展させるべく勉強し、現職を続けながら副業の道も探りたいと思う。あまり前向きな連絡ではなく申し訳ない。
⇒ ここまでを踏まえ、やはり前向きに検討頂きたい。是非またの機会を相談させて下さい。次回は恐らく、会食形式になるかと思う。また、日程次第では土日の相談になる可能性もあるが、留意下さい。

細かい質問にも答えてもらい、ヘッドハンターには真摯に対応してもらえたと思います。

2回目の面談の調整を行う

2回目の面談に向け、ヘッドハンターからは以下の通り連絡がありました。

・丁寧に噛み砕いたフィードバックを頂き、誠にありがとうございました。私は今回のご縁は素晴らしいものになると思っている。○○様からのメールを頂いてもその思いは変わらず、むしろ真摯に向き合って頂き、やはり面談頂いて良かったと感じた。
 より理解を深め、懸念を払拭頂くためにも次回面談の機会を相談したいと思う。そこで、先方社長の回答も頂きつつ、引き続き進めさせて欲しい。

上記に対し私より、以下の通り返信しました。
・現在の最大の不安は、入社して貢献できるイメージが付くか否かという部分が一番につき、業務についても細かい質問をさせて頂いた。
 100を求めるのは不可能ということは理解しているが、なるべく早く戦力化するためには、ある程度現在の業務の延長線上で働けることが重要と考えているので、次回面談時にできること・やりたいこと、できないことはしっかりお伝えし、判断頂こうと思う。
 次回面談の日程について、なるべく合わせたいと思うので、候補日を提示頂きたい。当日は以前ご連絡の、
 (1)過去三年分の貸借対照表・損益計算書
 (2)取引先リスト(顧客・仕入先)

をその場で確認させて頂くか、コピーを頂きたく、宜しくお願いします。(勿論、決して今回の検討以外に使用しない)
 (2)については、以前連絡の通り、これまでの人脈や経験から、現職の会社に迷惑がかからない範囲での新たなビジネスの構築や、現職の会社とのコラボができないか等、私になりに考えたいと思う。

上記に対し、業務の都合上、平日夜で中々時間を取れる日が無いとのことで、日曜日を含めた面談の候補日を連絡頂きます。また、上記資料についても確認頂けることになりました。

2回目の面談実施

日時・場所の調整の結果、2022年1月下旬の水曜日夜に会食することなりました。

会食ということで、「まだ入社するか分からない中ご馳走頂くのは気が引けるので、割り勘でお願いしたい」とヘッドハンターへ申し出ましたが、「自社の輸入飲料が置いてあるお店に行くと思うので、心配不要」ということでした。

迎えた当日、先方社長・ヘッドハンター・私の3人での会食がスタートしました。

内定前の選考の段階から候補先企業の社長と会食しながらざっくばらんにお話しできるということで、これは通常の選考では考えられない、ダイレクトソーシングならではだと思います。

約束通り3年分の決算書類を見せて頂き、利益剰余金他、簿記2級の視点から確認したかった項目をチェック。もっとじっくり確認したかったですが、さすがに持ち帰り不可の中、せっかちな社長の手前最小限の確認に留まりましたが、決算数字や内部留保の額については問題無さそうな印象を受けます。

面談は自社の輸入飲料やお酒を飲みながらのフリートークで、選考されている感じはしませんでしたが、会社の今後の展開や、社長の大切にしている座右の銘、「百考は一行に如かず」(入社後も幾度となく聞くので、一生忘れません)を解説頂いたりしました。
また、社長もマラソンランナーにつき、マラソントークで盛り上がり、社長が達成していないサブ4を達成している点や手相占い等の特技について評価頂きました。

社長へ求める人物像に関し質問したところ、『バカになれる人』という回答がありました。

この『バカ』というのは頭の良し悪しではなく、考えを巡らす前に振り切って行動できることといった意味があると解釈しましたので、「私はバカになりきれていない部分が多々あり、今後もう一皮剥けて成長するためにはこの部分が必須と考えるので、大切にしていきたいと思う」とコメントしました。

その後、二次会でスナックに誘われ、現職で鍛えたカラオケ(中国語の歌、ダンス等)も披露します。

最後は少し酔っていましたが、面談は無事終了しました。

翌日社長へ御礼メールを入れましたが、今回は特に返信はありませんでした。

ヘッドハンターより2回目の面談のフィードバックを頂く

2日後、ヘッドハンターより以下内容のフィードバックのメールがありました。

・手相占いやカラオケでどの世代にも合わせていけるセンス等、営業マンとしての幅広い対応力を実感しました。事前に相談頂いていたことに加え、当日の会話等からも、社長としては是非お力を貸して頂きたいと思っており、私もそのように感じております。
 判断頂くにあたり、引き続き建設的に進めさせて頂ければと思います。

上記に対し、私は以下の通り返信しました。

・どこか特定の事業部に所属するのではなく、全社を横断しながら各事業部のサポートをするようなポジションを頂きたい。私が今回興味を抱いた点は、機械だけに留まらず、幅広い事業をされていて、いずれも魅力的な事業という部分。
 私の好奇心の幅広さは感じて頂けたと思うが、興味を抱いたことには徹底して取り組むので、これまで行ってきた機械販売をベースに、興味を持ったエコ事業・輸入飲料事業を推進するような役割を頂きたいと思う。

・伺った年間ノルマ達成のために、これまで私が培った人脈を活かしながら○○社の既存顧客へ機器を紹介し、受注に繋げるといった活動や、○○社取扱い製品を現職の会社に迷惑がかからない程度で私が担当した顧客に紹介したり、現職の会社とコラボレーションしたり、これまでの取引先の私が懇意にしていた社長達と自由な視点でビジネスを考えたり、様々なことにチャレンジしたいと思う。

・現在の会社で私が感じる課題は、各自が日々の業務に忙殺されていて、横の繋がりを活かしきれていなかったり、人脈・商品知識等が属人化してしまいリソースを活かしきれず、旗を振れる人がいない。
 興味を持たせて頂いた○○社でそのようなポジションを与えて頂きたい。

・一昨日社長から、「君は優等生タイプ・器用貧乏」といったコメントがあったが、根底には好奇心があり、そこから興味を抱いたことに努力を重ねて資格を取るなり結果を出していったのだと思う。
 そもそも社長は「リミッターを外せるバカになれる人」をお求めのようなので、人物的にNGの可能性があるのかもしれないが、上記のようなポジションを頂けそうかどうかで、一旦判断させて頂きたいと思う。

経験談からすると、自分なりには努力したつもりですが、結局バカになりきれていなかったと思います。転職先では、各事業部で「バカになれている人」がいましたので、その人達には熱量の部分でも敵わず、その中でも社長が一番の「バカ」ですので、それ以上のバカになるには、自分で事業を創っていく以外は中々難しいと感じました。

ダイレクトソーシングで社長との面談を行った方の感想

私と同じように、ダイレクトソーシングで社長との面談を行った方の感想を調べてみました。

私の場合もいきなり社長と面談することができ、社長の考え方・求められるスキル・社内の雰囲気・財務状況等を直接伺えて、貴重な経験となりました。

社長との面談で、私も熱い想いやエネルギッシュさを十分感じることができました。
社員との面談はできていませんでしたが、社員との面談を実施し、「本音で良い会社」という話が伺えれば、より確実かもしれません。

面談の結果、「私の考えとは合わないな」という部分が垣間見えた場合、面談の時点で合わなければ、入社後にそのギャップを埋めることは非常に難しいと思うので、見送りが正解と思います。

さいごに

今回は、2022年1月に転職先となる商社の社長と計2回の面談を行った結果等、記載しました。

長くなりましたが、ミスマッチを極力なくすために大事な部分ですので、ヘッドハンター経由で転職する場合、後悔しないように臆さずどんどん連絡・質問することで、私のように一つずつ不安な点・疑問点を解消し、見極めて頂くのが良いかと思います。

自分が納得するやり取りができないヘッドハンターとは、残念ながらご縁がないと割り切って問題無いと思います。

今でも1回目の面談でひたすら社長の話を聞いていたことを鮮明に覚えていますが、2018年秋から転職を考え、中断・再開を繰り返しましたが、ようやく希望していたダイレクトソーシングで、興味を持った会社の社長と直接面談するまで漕ぎつけました。

良くも悪くも、入社後の社長は第一印象通りにつき、ある意味ミスマッチは少なかったので、ダイレクトソーシングで私は良かったと思っています。

ヘッドハンターには、希望する全社横断的なポジションを頂けず、例えば輸入機械販売のみ行うような業務であれば、現職でも部署異動により実現できるため、『転職先ではこのポジションをやりたい』、ということを明確にして希望を伝えました。

次回【内定~退職編】は、ついに採用可否の連絡がヘッドハンターから来ますので、採用条件についてのやり取り~退職までの様子等、本テーマの最終回を発信します。

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