事業承継に興味を持った35歳専門商社マンが各公的機関へ相談した結果は!?

転職~出戻り体験記

はじめに

前回【次なる志望企業を探す編】は、2020年8月~2021年11月までに頂いたスカウトの振り返りを行い、オファーの内容や次なる志望企業を絞り込む過程、プラチナスカウトを頂いた会社より、辞退・見送りを告げられた失敗例や副業として手相占いを始めた様子等、記載しました。

今回は、2021年11月に目標としていた初マラソンサブ4を達成したため、本格的に転職活動を再開しますが、事業承継の道も探るべく、各公的機関へ相談し、日本政策金融公庫の「継ぐスタ」というサービスに申請した結果等、発信します。

事業承継に関し、各公的機関へ相談

事業承継に興味を持ち、各公的機関へ相談した様子を記載します。

神奈川県 事業承継・引継ぎ支援センターへ問合せ

別ブログで記載の通り【35歳初心者が、7ヶ月間の練習期間で初フルマラソンサブ4を達成できた練習方法を解説!【初マラソンスタート ~ 初マラソンサブ4達成編】】、2021年11月7日()の富山マラソンにて初マラソンサブ4という目標を達成したので、転職活動に本腰を入れます。

ビズリーチ・キャリアカーバーでスカウトを頂きつつ、興味があった事業承継について調べたところ、私の住む神奈川県で、「神奈川県 事業承継・引継ぎ支援センター」という機関があることが分かり、以下のような内容で、問合せフォーム経由で問い合わせをしました。

・神奈川県在住で、事業承継に興味がある。
・小規模で経営されている機械販売を中心とする商社(個人商店のような会社)でも、優良な商圏を持ちながら後継者不足等に悩んでいる会社があると思うので、そのような商圏を活かし、更に私の人脈等も活かしつつ発展させたい思いがある。
・経営補佐 ⇒ 経営者といったステップを踏み経営的視点を学びたいと考えているので、1~2年で業務を引き継いだ後の承継を希望。
・もし上記に合致するような案件があれば紹介頂きたいので、問い合わせ窓口等あれば紹介頂きたい。※職務経歴書・履歴書等送付可能。

上記の結果、同センターの統括責任者の方より以下の通り連絡を頂きます。

・個人による申込みについては、当センターでは、創業を目指している方々や事業承継を希望してる方々と後継者を探している経営者の方々とを結び付ける「神奈川県後継者バンク」を運営している。
・活用に当たっては最寄りの商工会議所等連携創業機関へ申し込み頂き、その後連携創業機関から当センターに紹介を受けた方が対象となる。
・まずは最寄りの商工会議所等の連携創業機関宛に相談下さい。

川崎商工会議所 中小企業振興部

次に、神奈川県の商工会議所等の連携創業機関について調べると、「川崎商工会議所 中小企業振興部」がヒットし、相談窓口宛に上記と同様のメールを送付の結果、以下の通り返信がありました。

・相談の件については、神奈川県で実施している、後継者バンクへの登録を推奨する。
神奈川県事業承継・引継ぎ支援センター(後継者バンク)」
・本制度は、後継者を求めている企業と、意欲ある起業家をマッチングし、地域経済活性化、雇用の維持を目的とした公的な制度。
 具体的には、住まいの最寄り地域の連携機関を通して申し込みを行い、神奈川県のリストに登録されると、県の担当者が企業とマッチングを行う制度。費用等は掛からない。

・後継者を希望されている企業等についても、本制度に登録を勧めているが、当所では後継者を希望している企業の紹介等は行っていない。

ここでも「後継者バンク」が出てきます。

地区の商工会議所 中小企業相談部 北部支部担当

ここで、「後継者バンク」へ登録しようと、住んでいる地区の商工会議所へメールにてコンタクトしたところ、以下の通り返信がありました。

・ご相談内容を拝見し、日本政策金融公庫 国民生活事業本部 事業承継支援室の事業承継マッチング支援を案内します。
・本年4月に事業承継の相談をワンストップで実施する、「神奈川県事業承継・引継ぎ支援センター」が発足している。
・相談内容や事業承継後の融資等を見通すと、公庫の方がニーズに合致しているかと思う。

再度「神奈川県事業承継・引継ぎ支援センター」が出てきましたが、今回は、「日本政策金融公庫の事業承継マッチング支援」を勧められたので、こちらについて調べ、コンタクトを取ることにしました。

東京商工会議所 東京都事業承継・引継ぎ支援センター

東京商工会議所の方が豊富に案件があるのではないかと考え、東京商工会議所にもコンタクトを取りましたところ、神奈川県と同様の「事業承継・引継ぎ支援センター」があり、メールにてコンタクトしたところ、以下の通り返信がありました。

・当センターにおいて個人の方が事業を譲受する場合は、後継者不在事業主の後継者候補として、起業家の方をお引き合わせする、という形になる。
・「経営補佐から経営者へ」ということは、まず社員として入社されることをイメージしているかと思うが、当センターでは雇用の斡旋はしていないので、個人の方の場合、会社を譲受する起業家として「後継者人材バンク」へ登録頂いている。それで良ければ、まず当センターの連携創業支援機関へ問い合わせ願います。
・【連携創業支援機関】の担当者と面談後、推薦を頂いた方は日本政策金融公庫 東京ビジネスサポートプラザ(新宿)へ来所頂き、改めて「後継者人材バンク」登録への相談を承ります。

ここでも日本政策金融公庫に行きつきます。

尚、こちらのビジネスサポートプラザでは、
・中小企業診断士等の専門の相談員への相談
・創業計画書の立て方
・融資申し込みの流れ、各種融資制度

等に関する相談を受け付けてくれるとのことです。

日本政策金融公庫 国民生活事業本部 事業承継支援室 事業承継支援グループ

日本政策金融公庫へ電話連絡の結果、私の場合は、既に事業を始めている訳ではなく、0からのスタートになるので、「継ぐスタ」という、支援サービスを紹介されました。

こちらは、「事業を受け継いでスタートする」という創業形態で、ゼロから事業を始めるのではなく、既に店舗や設備・機器、販売・仕入先、従業員等、事業を行う上で必要なリソースごと受け継ぐことができるというものです。

もちろんすぐに引き継げる訳ではなく、公庫による審査・譲渡希望者とのマッチング等のステップがあります。

「継ぐスタ」に申し込む

公庫による審査を受けるべく、公庫のホームページからダウンロードした、「事業の譲受に向けた支援申込書」(№76)を提出しました。

以下のような内容を記入します。

・氏名、性別、生年月日、住所、連絡先、家族状況
・勤務先名、年収
・事業譲受後の希望収入額(自身が希望する年間手取り額)
・投資可能金額
・自身の経歴、取得資格
・譲渡の希望地域、希望売上高、赤字企業でも問題無いか、希望従業員数、希望譲受時期
・その他希望条件
・経営者を志す理由、きっかけ、創業に向けた準備状況
・経営者としての方針(引き継ぐ顧客(取引先)や従業員に関すること、経営で大切にしたいこと等)
・譲受を希望する業種(第1~3希望)、具体的な事業内容、希望する理由(経営に活用できるご自身の知識・技能・人脈等)

希望業種・理由他、私は以下の通り記載しました。

第1希望
業種:卸売業
具体的な事業内容:発電・エネルギー設備、環境・保全設備、化学・繊維設備、食品・医療設備、一般産業機械を中心に取扱う商社

第2希望
業種:製造業
具体的な事業内容:上記に関する設備を取扱う機械メーカー

希望する理由:
・現職でのプラント向け機器・設備販売の経験を活かすことができる。
・中小メーカーから、大手重工メーカーまで幅広い機械メーカーとの人脈が有る。
・組織のマネジメント経験。
・貿易実務検定C級
・技術者と打ち合わせを繰り返し、顧客の求める製品・サービスを作り上げてきた大手重工メーカー出向時の経験。

また、その他希望条件として、「事業経営未経験のため、経営的視点を学ぶ観点から、1~2年で業務を引き継いだ後の承継を希望」と記入しました。

記入したものを、免許証の写真と共に公庫へメール送付しました。

「継ぐスタ」申請結果

申込みから一週間後、公庫から、「申込みの受付が完了しました。今後、マッチングのお相手候補が見つかった際は、担当より連絡します」と返信があり、受付が完了しました。

しかし、残念ながらマッチングの相手候補の連絡はありませんでした。

今考えると、なるべく早急に譲渡を希望する経営者が多いと思われる中、1~2年で業務を引き継いだ後に承継頂ける方は中々いないと思いますし、事業譲渡を受けるためには、もっと専門的な知識や、先ずは小さな事業を一人で運営してみる等、自身の知識・経験が全く不足しており、無謀であったと思います。

ただ、サービスとしては非常に面白く、事業譲渡を希望している企業や譲渡成功事例等を検索できるので、興味がある方は、上記サービスの利用を是非ご検討頂ければと思います。

転職活動をしつつ事業承継に興味を持った方の声

私のように、転職活動をしつつ事業承継に興味を持った方がいるか調べてみました。

私も自分で一から事業を立ち上げるよりも、後継者のいないビジネスを引き継いで、更に発展させたいと考えましたが、知識・経験不足な私にはそのようなオファーはありませんでした。
オファーを頂くためには、安心して後継者として指名頂けるだけの知識・経験が必要になると思います。

事業承継して地方活性化に繋げたいという思いは私もありますが、現実はかなり難しいのだろうと思います。現時点では具体的なアイディアはありませんが、将来、そういった事業に取り組んでいる方を支援できる立場になりたいと思います。

私が考えていたようなオファーを頂けた方がいました。
厳しい環境とは思いますが、業務に加え、創業からの思いを引継ぐことができれば、双方にとって良い事業承継に繋がると思います。

さいごに

今回は、本格的に転職活動を再開する中で、事業承継の道も探るべく、各公的機関へ相談し、日本政策金融公庫の「継ぐスタ」というサービスに申請した結果等、記載しました。

調べてみて、公的機関が無料でこのようなサービスを行っていることが分かりましたが、譲渡希望者の思いや従業員等色々なものを背負うことになる事業承継は、サービスの登録までは簡単にできますが、相当な覚悟が求められますので、私としては、当時はもちろん、現在のスキルではとても事業承継できませんので、経営を含めた多方面のスキルを磨き、いつかチャレンジしたいと思います。

私が問い合わせた3年前より更に事業承継が活発になっていると思うので、興味がある方は同様に問い合わせされることをおススメします。

次回【各ヘッドハンター・企業へアプローチ開始編】では、これまでの転職活動を踏まえ、自身の考え・希望等が定まりましたので、ヘッドハンター・これまスカウトを頂いた企業等、各方面にアプローチを開始する様子等、発信します。

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