はじめに
これまで様々な資格取得・記録挑戦・転職・副業の経験等、幅広いジャンルのブログを書いてきましたが、専門商社マンのブログにも関わらず、本業のことを全然書けていませんでした。
今後、これまでの15年以上の専門商社社員としての経験を、仕事内容・年収などを含め、リアルにお伝えしていきたいと思います。
専門商社マンの年収はどれくらい?【結論】
20代:約400 万円 〜 約760 万円
30代:約780 万円〜 約1,270 万円
29歳から年収推移の記録をつけていましたので、リアルな数字です。
上記は国内勤務ベースでの年収なので、後の見出しで書きますが、海外駐在すると、更に年収は増えます。
【内訳公開】専門商社マンのリアルな給与構成
基本給
〇約46万円
ボーナス
〇年2回
〇約3~3.7ヶ月分
手当(住宅・家族・営業など)
〇財形貯蓄等推奨手当:約2.5万円
〇勤務地非限定手当:約8万円
残業代・インセンティブ
〇残業代
- 出勤時間と退勤時間がシステムで管理されていて、残業時間が自動で計算され、そちらが残業代として給与に反映されます。
- 今思うとヤバいのですが、2018年位までは勤怠管理が出勤簿に押印する形で、残業代は手書きで申請していました。
- 私も、2014年以前は残業代を付けたことがなく、同僚の人もつけていなかったです。
その代わり、飲食代含む経費をある程度自由に使えていました。 - 上記年収は残業代込みの金額です。
〇インセンティブ
- 1つの案件で大きな利益をあげた個人・プロジェクトのチームメンバーや、会社が進める業務改善などに貢献した社員へ、社長賞として5~10万円の特別ボーナスが支給されます。
年代別の年収推移(20代〜30代)
入社〜3年目:約400万円 ~ 約550万円
20代後半:約600万円 ~ 約760万円
30代前半:約780万円 ~ 約1,270万円
- 今は初任給がアップしており、残業代も付けれるようになりましたので、若手は上記より年収アップしています。
- 30歳でストレートで主任になっている社員であれば、ボーナス・残業代次第で、1,000万円の大台を突破する社員も出ている思います。
海外駐在すると年収はどう変わるか
駐在手当の内訳
- 配偶者手当:家族を帯同する場合、役職に応じて約3~7万円支給
- 住宅手当:会社が全額負担として給与に加算支給
- 海外勤務手当(危険手当):約12万円支給
- 勤務調整手当:国によっては隔週で週6回勤務の国もあるので、役職に応じて約5~8万円支給
上記を考慮すると、日本国内勤務と比較し、約1.3~1.5倍程度年収が増えると思います。
【本音】専門商社の年収は高いのか?低いのか?
私が考える、年収のイメージ・専門商社との違いは以下の通りです。
VS メーカー
年収イメージ:
→ 20代:400〜600万円
→ 30代:600〜900万円
- 専門商社の方が高い傾向ですが、ボーナスに左右されるので、メーカーの方が安定感はあるかもしれません。
- メーカーは工場の維持管理費や、技術職といった非営業部門の割合が多い一方、専門商社は営業マン主体なので、より成果が給与に反映されやすい傾向にあると思います。
VS 総合商社
年収イメージ:
→ 20代:700〜1,000万円
→ 30代:1,200〜2,000万円超
- 以下理由により、総合商社には基本的に勝てないと思います。
(1) 事業規模が圧倒的に違う
(2) 投資ビジネスが収益源
(3) ボーナスが桁違い - 事実、当社の部長が総合商社の部長と話していた際、「500~1,000万円位の差を感じた」と言っていました。
- 但し、専門商社でも30代で1,000万円超は現実的なラインであり、激務度や競争は総合商社より緩い場合も多いので、個人的には「年収 × 働きやすさ」のバランスはむしろ良いのではないかと考えます。
VS コンサル
年収イメージ:
→ 20代:600〜1,200万円
→ 30代:1,000〜2,000万円
- 以下理由により、上振れはコンサルの方が大きいと思います。
(1) 時間あたりの単価が高い
(2) 昇進スピードが速い
(3) 転職市場価値が高い - 但し、コンサルは、専門商社と比較して、「生存競争が激しい」・「激務」・「プレッシャーが強い」といった側面があると思いますので、「ハイリスク・ハイリターン」である一方、専門商社は、「ミドルリスク・ミドルリターン」というイメージです。
まとめ・さいごに
専門商社は、メーカーより稼げますが、総合商社には劣り、コンサルほどの爆発力はないと思いますが、その代わり、「現実的に1,000万を狙えるバランス型の職業」だと思います。
とにかく一発で大きく稼ぐ仕事ではないですが、“意外と知られていないものの、堅実に年収を伸ばせる、ちょうどいい穴場のポジション”というのが専門商社だと思います。
今後も「専門商社マンのリアル」をお伝えしたいと思います。
次回、【完全公開】専門商社の海外駐在年収はいくら?手当・手取り・実体験で解説では、海外駐在時の年収に関し、自身の台湾駐在時(2013~2015年)の経験も交え、掘り下げて解説していきたいと思います。


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