はじめに
「専門商社で評価される人にはどのような特徴があるのだろうか?」
就職活動中の学生や転職を考えている方の中には、このような疑問を持つ方も多いと思います。
私は機械系専門商社で15年以上勤務し、台湾駐在や三菱重工業への出向、転職・出戻りなど様々な経験をしてきました。
その中で感じるのは、評価される人には共通する特徴があるということです。
本記事では、私が15年以上専門商社で働く中で実際に見てきた「評価される人の特徴7選」を実体験ベースで解説します。
結論
専門商社で評価される人には以下の7つの特徴があります。
- 信頼される行動ができる
- コミュニケーション能力が高い
- 情報収集力がある
- 問題解決力がある
- 利益意識を持っている
- 当事者意識が強い
- 学び続ける姿勢がある
それぞれ解説します。
① 信頼される行動ができる
専門商社では顧客・メーカー・社内関係者から信頼されることが最も重要です。
私が見てきた優秀な営業担当者は、
- 約束を守る
- 連絡が早い
- 嘘をつかない
という基本を徹底していました。
派手な営業トークよりも、地味でも信頼を積み重ねることが重要だと感じています。
② コミュニケーション能力が高い
商社は人と人をつなぐ仕事です。
顧客だけでなく、
- 仕入先(メーカー)
- 物流会社
- 社内関係部署
など多くの関係者と仕事をします。
そのため相手の意見を聞きながら調整できる人は評価されやすいです。
③ 情報収集力がある
私自身も営業活動で最も重要なのは情報収集だと思っています。
例えば、
- 設備更新計画
- 新工場計画
- プロジェクトの予算情報
- 競合動向
- 担当者異動
などの情報です。
優秀な営業ほど顧客との会話の中から重要な情報を拾っています。
④ 問題解決力がある
専門商社ではトラブルが日常的に発生します。
例えば、
- 納期遅延
- 仕様変更
- 品質問題
- 工事トラブル
- 通関など輸出入時のトラブル
- 海外の取引先との言語・文化などの違いによるミスコミュニケーション
など様々なことが起こります。
評価される人は問題が起きた際に逃げずに対応し、解決策を考えます。
⑤ 利益意識を持っている
売上だけでは評価されません。
重要なのは利益です。
私もこれまで、
- 単純な価格競争ではなく、工場見学や技術担当者を交えた提案活動を行うことで、お客様に製品価値を理解いただき、単価アップや利益率改善に繋げた。
- 納期が厳しい案件や競合案件において、顧客・メーカー双方と粘り強く交渉し、高い利益率を確保したまま受注できた。
- 顧客・メーカーとの関係構築や情報収集を通じて、商流変更や提案内容の見直しを行い、従来より大幅に利益を改善できた。
などを経験してきました。
評価される営業担当者ほど、売上額だけでなく「この案件でどれだけ利益を残せるか」を常に意識しています。
⑥ 当事者意識が強い
評価される人は、
- 「メーカーが要求に応えてくれないのが悪い」
- 「物流会社の対応が悪い」
- 「社内関係部門の動きが悪い」
と他責にしません。
トラブルが発生した時、
「自分にできることは何か」
を考えます。
この姿勢は若手時代から非常に重要だと思います。
⑦ 学び続ける姿勢がある
私自身、
- 中国語検定2級
- TOEIC850点
- 日商簿記2級
など様々な勉強を続けてきました。
また専門商社では、
- 商品知識
- 技術知識
- 貿易知識
- 関係する法令
- 業界動向
も学び続ける必要があります。
変化に対応し続ける人ほど長く活躍している印象があります。
私が15年以上働いて感じること
頭の良さや能力の高さだけで評価されるわけではありません。
むしろ、
「この人なら安心して仕事を任せられる」
と思われる人が評価されます。
私自身も台湾駐在や三菱重工業への出向を通じて、多くの優秀な方々と仕事をしてきましたが、共通していたのは信頼を積み重ねる姿勢でした。
まとめ・さいごに
専門商社で評価される人の特徴は次の7つです。
- 信頼される行動ができる
- コミュニケーション能力が高い
- 情報収集力がある
- 問題解決力がある
- 利益意識を持っている
- 当事者意識が強い
- 学び続ける姿勢がある
専門商社は決して楽な仕事ではありませんが、これらを意識することで活躍できる可能性は大きく高まります。
就職活動や転職活動をしている方の参考になれば幸いです。

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