はじめに
私は機械系専門商社で15年以上働いており、台湾駐在や大手重工メーカー出向、転職・出戻りも経験してきました。
前回の記事では「専門商社で働いて良かったこと10選」をご紹介しましたが、当然ながら良いことばかりではありません。
振り返ると、
- 「もっとこうしておけば良かった」
- 「若いうちにこれをやっておくべきだった」
- 「あれはやるべきではなかった」
と感じることも数多くあります。
今回は、専門商社で15年以上働く中で私が実際に後悔したことを5つご紹介します。
これから専門商社への就職や転職を考えている方の参考になれば幸いです。
専門商社で後悔したこと5選
① 若いうちに英語・中国語をもっと勉強しておけば良かった
私が最も後悔していることの一つです。
社会人になった当初は、「まずは仕事を覚えることが優先」という考えで語学学習を後回しにしていました。
しかし海外メーカーとの商談や海外出張、台湾駐在を経験する中で、語学力がキャリアの選択肢や仕事の幅を大きく広げることを痛感しました。
台湾駐在中も、仕事や日常生活の場面で何度も経験しました。
今振り返ると、新人時代から毎日30分でも継続して勉強していれば良かったと思います。
また、学生時代に戻れるなら、大学でもっと英会話を学んだり、第2言語で中国語を選択しておけば良かったと思います。
語学に関しては、以下のカテゴリーをご参照下さい。👇
⇒ 資格取得・英会話 挑戦体験記
② 失敗を恐れすぎていた
新人時代は、
- クレームが怖い
- 上司に怒られたくない
- 失敗してトラブルになりたくない
- 板挟みはつらい
という気持ちが強くありました。
その結果、かえって対応が遅れてトラブルが大きくなってしまったり、上司に報告が遅れて叱られるといったことがありました。
しかし15年以上働いて感じるのは、仕事で成長した経験の多くは失敗から生まれているということです。
若いうちはもっと積極的にチャレンジしてどんどん失敗しても良かったと思います。
失敗してもフォローできる体制づくりが必要だと思いますが、若手社員にもこの経験を伝えていきたいです。
失敗談に関しては、以下の記事をご参照下さい。👇
⇒ 専門商社で経験した失敗談5選|15年以上働いて学んだこと
③ 専門知識を受け身で学んでいた
専門商社では、商品知識や業界知識が非常に重要です。
しかし新人時代の私は、与えられた仕事をこなすことで精一杯でした。
今振り返ると、
- 業界紙、専門雑誌を読む
- 分からないことはメーカーへ早めに聞く
- メーカー工場を見学する
- お客様の製造工程を学び、教えてもらう
など、自分から知識を取りに行くべきでした。
当時もっと学んでいれば、営業として更に成長できたと思います。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉はその通りだと思いました。
新人時代に関しては、以下の記事をご参照下さい。👇
⇒ 専門商社の新人時代はきつい?15年以上働いて振り返るリアルな体験談
④ 転職を決断する前にもっと情報収集すべきだった
私は専門商社から別の専門商社へ転職し、その後出戻りを経験しています。
転職そのものは後悔していません。
むしろ転職活動を経験したことで、
- 自分の市場価値
- 前職の良さ
- 会社選びの重要性
- 中小企業で働く大変さ
- 自分の得意・不得意
を知ることができました。
しかし当時を振り返ると、「転職先の情報収集が十分だったか?」と聞かれれば、決してそうではありません。
転職エージェントからの情報や面接だけでは見えない部分も多く、実際に働いてみて初めて分かることがたくさんありました。
- 仕事内容
- 社風
- 評価制度
- 人間関係
などのギャップは、多くの方が経験することだと思います。
転職は人生の大きな決断です。
転職を経験したからこそ、現在では「転職は企業研究と情報収集が非常に重要」だと強く感じています。
特に専門商社は会社ごとの差が大きいため、転職を考えている方はできるだけ多くの情報を集めてから判断することをおすすめします。
転職に関しては、以下のカテゴリーをご参照下さい。👇
⇒ 転職~出戻り体験記
⑤ 仕事とプライベートのバランスを考えていなかった
以前の私は、「仕事で成果を出すこと」ばかりを考えていて、仕事中心の生活でした。
もちろん、その経験が今の自分を成長させてくれたことは間違いありません。
一方で、
- 家族との時間
- 健康管理
- 趣味
- 自己投資
など、大切なことがたくさんあったと思います。
特に40歳が近づいた現在は、
👉 仕事だけでなく人生全体の充実度が重要
だと感じています。
私自身、
- 台湾駐在
- 大手重工メーカー出向
- 転職
- 出戻り
- 子育て
- フルマラソン
- 手相占い師
など様々な経験を通じて、価値観が大きく変わりました。
もっと若いうちから、「仕事を頑張りながらも人生を楽しむ」という考え方を持てていれば良かったと思います。
それでも私は専門商社を選んで良かったと思う
ここまで後悔したことを書いてきましたが、私は専門商社を選んだこと自体は全く後悔していません。
なぜなら、
- 海外駐在を経験できた
- 中国語を学ぶきっかけになった
- 多くの人との出会いがあった
- 転職や出戻り、出向を経験できた
- 仕事を通じて成長できた
からです。
もし今、新卒時代に戻ったとしても、私は再び専門商社を選ぶと思います。
ただし、今回ご紹介した後悔したことを意識しながら働くことで、もっと充実したキャリアを築くことができるはずです。
これから専門商社を目指す方へ
私の経験からお伝えしたいことは次の5つです。
- 英語や中国語といった語学はできるだけ早く勉強する
- 何事も失敗を恐れず挑戦する
- 専門知識を自ら学ぶ
- 転職前は十分な情報収集を行う
- 仕事とプライベートの両方を大切にする
これから専門商社を目指す方には、ぜひ私と同じ遠回りをせず、なるべく最短で自分らしいキャリアを築いていただければと思います。
まとめ・さいごに
私が15年以上専門商社で働く中で後悔したことは次の5つです。
- 若いうちに英語・中国語をもっと勉強しておけば良かった
- 失敗を恐れすぎていた
- 専門知識を受け身で学んでいた
- 転職を決断する前にもっと情報収集すべきだった
- 仕事とプライベートのバランスをもっと意識すれば良かった
もちろん後悔ばかりではなく、これらの経験も含めて、現在の自分を作ってくれた大切な財産だと感じています。
専門商社は決して楽な仕事ではありませんが、その分大きく成長できる環境でもあります。
この記事が、専門商社への就職や転職を考えている方の参考になれば幸いです。

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